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神様のパズル (ハルキ文庫)

神様のパズル (ハルキ文庫)

どっかのスポーツ新聞で角川映画新作の原作ということで紹介されていた記事を見て、興味を持って読んでみた。
昨年から猛烈にSFにはまっている自分であるが、この作者は知らなかった。
いろいろアンテナをのばしているつもりではあるが、カバーできない方向もある。
この本のように、ハヤカワJAやライトノベル以外で発行されたものは漏れてしまうわけだ。
今回、映画化ということで、私もこの作家をしることができて大変幸せである。
そう。これはまぎれもない傑作だ。そしてこれぞSF。
ガチガチの理論とリアリティ。しかしながら理系でなくても、とても読みやすくわかりやすい。
難しい専門用語が出てきても、語り部たる主人公があんまわかってないwので同じ視点で進んでいくからだ。
高校程度の科学知識があれば十分。赤点大王だった私がいうのだから間違いない。
「世界」や「宇宙」について思いをめぐらせたことがある人に、ぜひお勧めしたい。