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そうして、とある秋葉パーツ屋通りの専門店で、ついにハイビジョンキャプチャボードを購入した。
価格が1万4千円を下回り、同等製品の中では格安であった。
技術サポート不可とか書いてあったが、ネットでいくらでも情報カバーできるだろう、と軽い気持ちで購入したのだった。
……が、しかし。
推奨アプリのWindows Media Encorderの設定がゴチャゴチャしてて、さっぱりわからない。
そのうえ、表示された画面は色が白くすっ飛んで、まさにナンジャコリャ。
あわてて、ｗｅｂで色々検索をかけたが…
絶望的な記事ばかり。
人柱を自負する、ＰＣ廃人な方々でさえ辟易している様子が、これでもかと羅列された。
汎用ソフトの設定を探す時間などない。そんなものに一日二日かかるようなものなど使っていられない。
失敗だった。
２ちゃんねるでのスレで返品を受け付けてもらえるようなことが書いてあったので、ダメ元で行ってみるつもりだ。
はっきりいって素人が手を出してはいけない代物だ。やれるかぎりの手をつくしたが、あんな色のすっとんだ画面では、大好きな女の子たちのきれいな肌色が堪能できないし、そんなもの記録しておく価値もない。
絶望した！
安物ハイビジョンキャプチャカードに絶望した!!

入手困難な幻の『ＰＶ４』か、９万もするカノープス製品しか、もう道はないのだろうか。
がっくりだ。嫌になっちゃったなあ。

Canopus ハードウェアエンコーダ搭載HDキャプチャボード HDRECS Windows 7対応 HDRECS(RC)

高すぎるよ……